すみれプロジェクト

遊びを通して生きる力を養う活動を積極的に行います。多くの活動の中から子どもたちの力を引き出し、伸ばします。これらをまとめて「すみれプロジェクト」と称しています。


日本の伝統文化の百人一首に触れることを目的に、5歳児が中心になって楽しく取り組んでいます。 子どもたちは覚えるのが早く、生活の中でふとした時に句を口ずさむ姿が見られます。
令和4年、五色百人一首茨城大会へ出場いたしました。

英語に親しむために、外国人講師による英語教室を設けています。 歌に合わせて様々な英語を覚えたり、全身を使って英語のゲームを楽しんでいます。 また、世界各国出身の方を招き、遊びや歌、習慣に触れる異文化交流を行っています。

子どもたちの体力向上を目的に、競いながら楽しく運動の習慣をつけていきます。 はじめは転ぶと泣いてしまっていた子どもたちも、すぐに立ち上がりゴールを目指すようになりました。冬季には、マラソン大会も開かれ、体力の向上と共に、最後まで諦めない粘り強さも身についてきました。

春は桜の木の下で花見を、夏は木陰のベンチでひと休み。秋は木の実や落ち葉を拾い集め、冬は池に張った氷や木の枝につもった雪をふらせて大はしゃぎ。
それぞれの子ども達が杜の中で五感をとぎすまし、思う存分遊びます。 手押しポンプでの水遊びが人気で、自然や生物を学ぶビオトープを造成中です。

静かな雰囲気でお話の世界に誘います。子ども達はお話の時間が楽しみで、夢中になって聞き入っています。

園の畑で、季節の野菜作りを実施しています。子どもたちと一緒に種や苗から、いろいろな野菜の生長過程を身近に感じながら収穫を楽しんでいます。 収穫した野菜は、給食室で調理して、昼食やおやつとしていただきます。子どもたちが、植物の生長に興味を抱き、旬や季節感を感じたり、食物の大切さを学んでいます。

笠間市(旧岩間町)は合気道発祥の地です。自分達が生まれ育った町の特色を知り、礼儀や武道の精神をいちからじっくり身につけます。5歳児は毎月の合気道に加えて、旧岩間町にある合気神社を訪れ、合気道場で師範の先生から武道を学びます。

健康な身体づくりを目的に、全園児でラジオ体操を行っています。回数を重ねるごとに腕や背筋も真っすぐのびて、習慣として子ども達にも浸透してきました。ラジオ体操の歌も元気一杯歌って、こども園での一日が始まります。

歌や様々な楽器を使って音楽の楽しさを味わえるよう、学年ごとに目標を決め、1年を通して音楽活動に取り組んでいます。 4・5歳児クラスでは、ピアニカを使った音楽指導も始まります。

大きな声で挨拶ができると、自分も相手も気持ちがいいですね。「おはようございます」「ありがとうございます」「さようなら」人と人とを繋ぐコミュニケーションは挨拶からはじまります。子どもたちが大人になったとき、その当たり前が自然とできる人間になってほしい。そんな思いで当園では「元気あいさつプロジェクト」と称し、子どもたちに対して挨拶指導をおこなっております。