厳しい寒さの中にも、少しずつ春の気配を感じる頃となりました。寒暖差のある日が続きますが、子どもたちは「今日も氷ができているね!」などと話し、園庭の氷を集めて元気いっぱい遊んでいます。
すみれ農園でも種まきの時期に向け、着々と準備が始まっています。11月頃から学童のお兄さん・お姉さん達が落ち葉を集めて、堆肥作りを行ってきました。その堆肥がいよいよ完成に近づいてきています。
堆肥とは、落ち葉の炭素(C)、鶏糞の窒素(N)、米ぬかの発酵促進作用を活かして作る、有機質たっぷりの土壌改良材です。子どもたちは、「わー!すごいにおいがするね!」と友だちと笑いながらも、保育者と一緒に水やりやスコップでかき混ぜを行い、「僕もやりたい」と楽しんで手伝う姿がありました。友だちと落ち葉を集めて、自分たち専用の堆肥作りごっこをして遊ぶ姿もあり、「自分たちで土から作った野菜食べられるなんて楽しみすぎる!!」と今から収穫が待ちきれない様子です。
堆肥作りを通して、「食べ物はどこから来るのか?」という問いにも自然と関心が向くようになりました。「落ち葉がふかふかの土になるのか!」「この土で育った野菜、どんな味がするだろう?」と、子どもたち同士で話す姿も見られます。
これから春に種まきを行い、自分たちの手で育てる喜びを感じながら、野菜の成長を見守っていきます。「早く大きくなぁれ!」と願いながらお世話をする中で、植物の命の大切さを実感し、収穫した野菜を美味しく食べる経験が、食育の大切な学びになればと思います。これからも、自然と触れ合いながら食への興味を深められる活動を大切にし、子どもたちの成長を見守っていきます。
ゆりぐみ おおうちしょうへい

